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【安倍元総理暗殺事件に関するメディア報道の謎】ー山上容疑者の経歴、被弾時の状況

安倍晋三元総理の暗殺事件から早三か月、メディアの報道は、統一教会や、国葬問題ばかりで、山上容疑者の経歴や真の狙い、安倍元総理が被弾した際の正確な状況等が殆ど報道されておらず、有耶無耶にされている。

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1.山上容疑者の経歴と謎、気になった点

細かい経歴、統一教会絡みに関しては、なるべく割愛するとして、重要な部分に絞りたい。

山上容疑者の経歴
  • 1980年9月、山上は奈良市内で次男として生まれる。
  • 1987年4月~小中高では、比較的優等生で、努力家、大人しい、クラブ活動も積極的な普通の生徒。
  • 1999年4月、公務員試験合格の為の専門学校に入学。その後中退。
  • 2002年8月、海上自衛隊の佐世保教育隊に入隊。同12月、呉海上自衛隊基地で実習部隊に配属。
  • 2005年2月 自殺未遂を起こす。
  • 2005年8月、任期満了で海上自衛隊を退職。翌月から測量会社でアルバイト。
  • 2007年~2008年、測量士補、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー(二級)の資格を取得。
  • 2020年10月、奈良県内の派遣会社に登録し、京都府内の工場で働き始める。勤務態度は真面目であった。
  • 2021年の春頃から、勤務態度に異変が起きる。仕事場で作業場の手順を守らなくなり、従業員とトラブルを抱えるようになる。
  • 2022年4月、奈良市内の自宅マンションで自作の銃を完成させた。
  • 2022年4月、無断欠勤が増え、5月で退職。

1-1 空白期間

2005年頃~2020年迄の経歴があまり出回っていない。一部サイトでは、コジマ表彰(月1608万8177円売上)、堀場製作所、飲食店を転々という情報が出ていたが、正直な所は不明。

約15年である。それなりの収入が無ければ生活出来ない。引きこもりやニートの可能性もあるが。

自衛官退官後から事件迄の17年間の勤務先は10社以上で、人間関係で嫌になると、次の仕事が決まらずとも辞める、ということを繰り返し、無職期間は約7年に及んだ、という情報もある。

1-2 渡航歴

これも重要な情報のはずだが、渡航歴有り無しの情報は出ていないと思う。銃マニアであれば、海外で射撃した事のある人も多いはず。

1-3 交友関係

表彰された事があったり、飲食店勤務が真実であれば、多少なりとも交友関係や、山上の人となりを知る人間がいてもよさそうなものだが、全くと言っていい程コメントは出てこない。

1-4 マスク

今の御時勢だから仕方ないと言えるが、山上容疑者は、犯行時にしろ、逮捕後にしろ、常にマスクを着用した顔しかメディアに出ない。

実は別人だとか、背乗りだとか言いたいわけではなく、表情が全く分からないのだ。素顔が観察出来れば、反省しているとか、怯えている、狂人の顔だ等々、読み取れる事も多いと思うのだが。

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2.安倍元総理被弾時の状況

【安倍元首相銃撃までの2分26秒 映像で見えた「警備の穴」】
日経新聞

上の動画のように、地上波メディア、YOUTUBEで上位表示されるものには、被弾時の正確な映像がほぼ無い。これとは別に1発と2発目の間に、安倍元総理の襟が揺れている動画は、以下のリンク参照。

[緊急公開】2022/7/9 巨星、墜つ。「安倍元総理暗殺の瞬間 TV未公開・途切れなし、衝撃の完全映像❗」【閲覧注意!】 – YouTube

【マキシム】
最終更新日時:2022年7月11日 (日本時間)
アクセス日時:2022年10月13日 01:31(日本時間)

3.メディア報道、警察報道の謎

2022年7月8日午後6時過ぎに安倍元総理死亡(同日午後5時3分)について、奈良県立医科大学付属病院の記者会見が行われた。

奈良県立医科大学付属病院 救急医学福島英賢教授の見解
  • 頸部の真ん中と右側2箇所に、銃創があった(非常に小さな穴)。
  • 頸部から入った銃弾が心臓に到達し、心損傷による失血死と思われる。
  • 左肩に射出口らしき傷あり。体の中に弾は見つかっていない。

  • 銃弾は2発である。
  • 1発は頸部から入り、左肩から射出。
  • もう1発は頸部から入り、体内?銃弾は行方不明。


奈良県警の司法解剖の結果
  • 首と左上腕部の計2カ所に銃弾が命中した傷があった。
  • 左上腕部を撃たれて動脈を損傷した事が原因。
  • 死因は「左上腕部射創による左右鎖骨下動脈損傷に基づく失血死」。
  • 首にはもう1カ所傷があったが、銃弾によるものかは不明。

  • 銃弾は1発?左上腕部を撃たれて、首から射出?

奈良県立医科大学付属病院と、奈良県警の司法解剖の結果の食い違いは何故なのか?説明は未だ無い。

4.まとめ

元総理大臣が、選挙期間中に白昼堂々暗殺されるというのは、日本至上稀に見る大事件である。更に、安倍元総理は、「元総理」であると同時に、将来的にも極めて有望な「次期総理候補」でもあった。まだ67歳である事を考えれば15年は先がある。

祖父である岸信介氏も、「昭和の妖怪」と言われるほどの人物である。2度ある事は3度ある。将来再度総理大臣になる可能性は高かったと思われる。

この暗殺事件に関する事は既に、統一教会と国葬問題にすり替えられてしまった。陰謀論では無く、もう少し掘り下げても良さそうなものだ。

真相は別にあるのか、政府か警察に、隠したい事があるのか、今後も目を離してはいけない。

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