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【地元に残る人はどんな人?上京する人は?】ー理由と特徴を考える

社会問題
Dim HouによるPixabayからの画像

中卒、高卒、大卒、就職、進学問わず、地元に残るか、上京するかは、人間一度は考える事になると思う。

だが、実際の所、どんな理由や特徴が絡んでくるだろうか?

筆者の経験から、若い皆さんの一助になればと思う。

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1.地元に残る理由

1-1 家族の問題
  • 親が一人暮らしを許さない。

これは女子に意外に有り勝ちなのではないかと思う。

厳格な家庭は存在するし、筆者の知り合いでも結構いた。出て行くなら学費は一切払わないとか、圧力を掛けられる。

これを打破するには、どうしても自分が該当の分野に進みたい事をアピールするか、親戚や、兄弟、学校の先生でも巻き込むか、ぐらいしか思いつかない。

近隣の都市に出る事が出来たとしても、極めてセキュリティの厳重な(笑)、パンションや下宿、寮に押し込められる可能性が大であるが。


  • 面倒を見なければならない家族がいる。

これも中々深刻だ。介護問題の可能性もあるし、片親であれば、一人にするのが心配という人もいる。

都会に出るよりも、自分の置かれた状況で最善を尽くす人が多いだろう。

Tri LeによるPixabayからの画像


1-2 金銭的な問題
  • 家計に学費を負担出来る余裕が無い。

昔からよくある問題だが、最近は不景気も伴って親世代の収入が減り、奨学金に走る人が多いと聞く。

奨学金は返済が意外にきつく、最近社会問題にもなっており、大学卒業後400万の返済を20年程でやっと完済したが、結婚出来ませんでしたとか、安定した社会人生活を送るはずが・・・、というパターンが多い。

明確に認識するべきなのは、奨学金=借金であるという事だ。返済が滞ると、給与や財産差し押さえもある。

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奨学金を利用する際には、どこに注意するべきか。ファイナンシャルプランナーの内藤眞弓さんは「奨学金は学生の可能性を広げる資金となる反面、返済できなくなったときのペナルティーがかなり厳しい。

利用の際には、制度の仕組みを正しく理解する必要がある」という――。[後略]

軽い気持ちで借りてはいけない…利率は低いが延滞すると超ヤバい「奨学金」という借金の注意点 返済能力が未知数の学生でも数百万円を借りられる | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン)
内藤眞弓 ファイナンシャルプランナー

最終更新日時:2022年7月25日 
アクセス日時:2022年8月02日 13:47(日本時間)
Hamed MehrnikによるPixabayからの画像


1-3 個人的特徴
  • 家族や地域のコミュニティーを大事にし、保守的な傾向を持つ。

地方公務員や、地元の優良企業に入社出来た(コネの場合も多い)。

地元の国立大に合格した。家族との仲も良好、地元に友達も多く、恋人もいる。

地元が大好き。特にやりたい事も無い。非常に恵まれた人だが、結構存在するのも事実。

そして、この手の人は一生都会に出ない事も多い。


  • 都会に行くのが怖い。

上記の項目と絡むが、地元のヤンキーとか、リア充に意外に多い。

大都市に行っても、活躍出来るかどうか不明だし、それまで持っていた権益を維持出来るわけでもない。

単純に友人が出来るか不安だったり、新しい生活に慣れる事が出来るか怖いという人もいる。常に期待半分、不安半分なのは、昔から変わらない。

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2.上京する理由

2-1 家族の問題
  • 実家で家族と一緒にいたくない。

親兄弟との不和で逃げ出したい人は多い。一度出て行ったら二度と戻ってこない場合も多々ある。ある種、家出に近い

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2-2 金銭的な問題
  • 住む所が無い。

両親の離婚に伴う場合や、死別、施設で育った等が当て嵌まる。奨学金を貰って進学を考える人はどれぐらいいるだろうか。就職する人が多いだろう。

2-3 個人的特徴
  • 何かに挑戦したい、明確な目標や夢がある。好奇心旺盛で、多様性に触れる事を求める。

大都市や都会では、仕事や学びの機会が豊富であり、特定の職種や産業に就くためには、上京が有益な場合が多い。

30歳までバンドをやってたが、今は会社で普通に働いている、という人に何度もあった事がある。

正直、成功の有無はどうでもいいのかもしれない。後悔しなければいいのだ。だが、夢破れて引きこもりやニートになる人もいる。

andreas160578によるPixabayからの画像

最近では海外に留学する人も多い。この先増えていく可能性大だし、非常に有益な経験になるのは間違いないが、単に外国かぶれになって帰ってくる人も多い。


  • 地元にいたくない。

地元の雰囲気が嫌だ、虐められていた、地元ではリア充に成れなかった(笑)等々。

  • 好きな子を追っかけたい(笑)。

少なからず存在すると思う。すぐ傍には居られなくても、LINEやメールで繋がっていれば、微妙な距離でもチャンスは十分ある

3.実際の所

3-1 教師の問題

就職、進学の相談をする事になる教師。

実は専門家でも何でもない(笑)。

この先の主要産業や、衰退産業、10年20年先の日本の未来図を描ける教師は相当珍しいと言わざるを得ない。

これからはAIの時代だ~とか、環境が大事だとか、SDGsだ~とか、そんなものであろう。

教師をディスる訳ではないが、本当の事だ。教師しか経験が無い上、専門以外は所詮素人である。

どこの大学の、どの分野を卒業すれば、どの程度の企業に就職出来て、どんな仕事に就ける、給料はこれぐらい貰えて、将来性はこんなもん、これを説明出来る教師はおそらく存在しない。故に、生徒に教える事も出来ない。


3-2 就職の失敗

景気に左右される上、若者世代を使い捨ての駒としか考えていない企業は多い(ブラック企業)。

20年程前から始まった派遣の問題、就職氷河期世代の問題、どちらも解決策も無ければ支援もない。

大学卒業者の就職後3年以内の離職率は約30%という統計もある。

これを能々考慮した上で、就職に臨む必要がある。

一流大学を出たが、就職が順調に進まなかったり、就職後すぐ辞めてしまい、引きこもりになったり、自殺したり等の話は別に珍しくもない。

更に、ギャンブルに嵌り多額の借金を抱え、女性なら風俗、男なら非合法な仕事に手を染め・・・というパターンも特に珍しくも無い。

3-3 現在、今後の日本の政治状況

実はこれが非常に重要なのである。経済、産業技術、外交防衛問題、食糧エネルギー問題等、日本の行く末を考慮に入れて、将来を考えるべきである。

そしてこれは非常に難しく、そこら辺の大人に聞いても解決はしない。筆者も自信がない。

3-4 物事は好転もすれば、暗転もする

特別な人との出会いで人生観が変化したり、やる気も無かった仕事なのに実は面白かったり、適当に就職が決まったが、給料も高く成長産業だったり、人生は面白い。

起業するのも面白いが、失敗すると派手に転ぶ。

青年海外協力隊員として海外に行き、そのまま帰ってこなかったり、日本に戻ってきても、碌な仕事にありつけない等、人生の先を読むのは簡単ではない。

4.結局は自分で考えるしかないが

結局は自分で考えるしかない、こんな答えしか見つからず、見て頂いた皆さんには非常に申し訳ないとは思う。48歳の筆者がアドバイス出来るとすれば、

  • 人生の先は非常に長い(本当に長い)
  • どんな分野でも、切磋琢磨すれば、ある程度は実を結ぶ。
  • 政治、経済、産業技術、外交防衛、食糧エネルギー、こういった問題は勉強しておいた方がよい(間違いない)
  • 心の持ち様で、大抵の事はどうにかなる(全てではないが)
  • 年を取れば、昔の友人との付合いはどんどん無くなる(繋がっていたいと双方思っていれば切れない)

以上です。

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