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【忘れられたウクライナ対ロシア】ー泥沼の様相

政治
Ri ButovによるPixabayからの画像

勿論、まだ忘れられた訳では無い。2022年2月24日に開戦したウクライナ対ロシアの戦争であるが、最初の頃こそ様々な情報や憶測が飛び交い、戦況分析に余念が無かった。

しかし、半年近く経過した現在、徐々に国民の関心事から外れてきている。これからは恐らく泥沼の展開になりそうだ。

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1.ウクライナ対ロシア、現在の戦況

ウクライナ大統領、情勢は「地獄」=東部で苦戦

【ロンドン時事】ウクライナ東部で、ロシア軍とウクライナ軍の戦闘が再び激化する様相を見せている。

当局によると、ウクライナ軍は幾つかの村を一時奪還したが、ロシア軍の激しい攻撃で後退。

ゼレンスキー大統領は東部情勢について「地獄だ」と述べ、ロシア軍の容赦ない砲撃に自国部隊が強い圧力にさらされていることを認めた。

ウクライナ大統領、情勢は「地獄」=東部で苦戦 (msn.com)
最終更新日時:2022年8月08日 12:31(日本時間)
アクセス日時:2022年8月08日 22:38(日本時間)

泥沼の様相を呈すとはこの事だろう。結局どこの国も、本気になって戦争を止める気が無いし、武器だけ送って、さあどんどんやって下さい。という状態になっている。

ロシア兵は約8万人の戦死者が出たと報道が出ているが、一体ウクライナ兵士は何万人死んだのか?情報が出ていない。士気に関わるからであろうか。

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2.そういえばあの話どうなった?

2-1 アゾフ連隊

一時期話題になったアゾフ連隊であるが、全く報道は無くなった。極右、ネオナチと噂され(恐らく真実だが)、一部報道では愛国者とされた彼ら。

相当数は戦死か、捕虜か、不明。結果的に都合良く利用されてしまった形になった。

2-2 経済制裁でロシアは干上がる?

当初、世界各国極めてハイレベルな経済制裁を実施した為、ロシアは戦費が無くなり、数か月で継戦不可能になるであろうという見方があった

。既に半年経過しているがロシアは全く撤退の様子は無い。主張していた専門家達やコメンテーターはどこへ行ったのか。

2-3 キエフ電撃戦

キエフを電撃作戦で3日以内に占領出来なかったロシアの作戦は失敗した、と最初の頃は盛んに言われていたが、失敗したと主張する専門家もいれば、撤退し作戦を変更したと主張する専門家もいる。

これは、後々検証してみないと詳しい事はわからないが・・・。

2-4 ブチャの虐殺

ロシアがキエフ撤退時に、ブチャ付近で起こったとされる虐殺。

これも最初の頃こそ、非常に大きな報道で、各国が非難の声明を出していたが、いつの間にかパタッと報道が無くなった。

3.泥沼になりそうな今後の展開

どんな結末を迎えるかは不明だが、ロシア勝利の可能性が高そうだ。

ウクライナが勝利するには、泥沼に持ち込んで、ロシアに根を上げさせる意外に方法は無い。西側諸国がいつまで武器供与や金銭的な支援を続けられるかもポイントだ。

何年継続して、何人の戦死者が出れば泥沼といえるのかは謎だが。実はウクライナ側で戦闘行為をしているのは、傭兵部隊ばかりという話もある。

4.日本は?

日本は最初こそ、ロシアへの経済制裁で立場を鮮明にしたが、結局武器支援はせず、移民の受け入れも1000人程度で留めそうだ。

政府は最初からこの程度でロシアと話しを付けていた可能性は考えられないだろうか。ロシア外交官を8人追放措置を出したものの、外交ルートが消滅した訳では無い。

日本はこの程度で済ませて置いて、中国にもロシアにも過度に嫌われたくないのであろう。何れは決断を迫られる状況になるが。

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