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【2022年、超過死亡激増の謎】ー原因は新型コロナによる過剰死亡か?それとも・・・

新型コロナ
ThomasによるPixabayからの画像


「超過死亡」。死亡者の数が一時的に増加し、本来想定される死亡率の取りうる値を超過した割合の事。「死亡率の変動」ともいう。実は、これが2021年度から激増している。特に今年2022年は、増加が顕著に見られる。

原因は新型コロナによる過剰死亡か、医療逼迫による手術の遅れ等で死ななくてもよい人が死んだのか、それとも、ワ〇チンか。さて原因は?

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1.超過死亡の推移

超過死亡に関して、様々な専門家による考察、メディアによる報道があるが、一旦フラットにして考えたい。統計学的な難解な計算方法は素人には余り分からないからである(笑)。様々な種類のグラフが存在するが、一番シンプルな表とグラフで推移を見たい。

1-1 各年度月別死亡者数

厚生労働省人口動態統計速報を参照し作成

1-2 表の値から、グラフを作成


  • 2022年の死亡者数は近年に類を見ない程の増加を見せている。残りの月が去年と同じだったとしても、7,8万は増加する事になる。不謹慎な予想だが、恐らく10万人は超えるであろう。
  • 2021年の死亡者数も結構増加している(超過死亡は、67745人)。
  • 2020年の死亡者数は増加していない。
  • 年々高齢化している為、死亡者数が増加していくのは理解出来るが、2022年は増加し過ぎ。
  • 2011年3月に発生した東日本大震災でも、多数の方が無くなり(死亡者2万2000人)、グラフ上でも増加が確認出来るが、2022年はその比ではない。
  • このグラフを見て、何の問題も無いと感じる人はちょっと・・・。


1-3 コロナによる死亡者数

  • 2020年度のコロナ死者数は03414人
  • 2021年度のコロナ死者数は14979人
  • 2022年度のコロナ死者数は26070人(2022年9月31日現在)
  • 累計コロナ死者数44463人(2022年9月31日現在)


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2.原因

増加の原因は次の3つの内どれか、もしくは原因がいくつか複合しているかである。後は考えられない。

2-1 コロナによる過剰死亡

これは大前提として、PCR検査をすり抜けて、死因がコロナによる死亡以外と診断されなければならない。そこで一つの疑問が沸く。

死亡者全員をPCR検査しているのか?していないのか?

これは非常に重要な問題である。この定義が曖昧だと、全てが揺らいでしまう。現在では、死因を問わず全ての死亡者にPCR検査を実施していると認識していたが・・・

何故かと言えば、車で事故死した場合や、自殺した場合でも、PCR検査を実施して陽性であれば、コロナ死と認定される事がある。実際その事例はあるし、それで本当にコロナ死と言えるのか?というのが話題にもなった。

都248人 事故後検査で10代死者判明も

東京都内で新たに248人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。都内の感染者は、3日連続で300人を下回りました。東京都内の新たな感染者は10歳未満から90代までの248人で、3日連続で300人を下回りました。直近7日間の感染者数の平均は340.9人で、前の週の51.3%と、減少傾向が続いています。また、10代1人を含む8人の死亡が確認されました。10代の男性は事故で死亡しましたが、死亡後の検査で、感染が判明しました。ワクチンは接種していませんでした。東京都が公表するデータで、10代の死亡が確認されるのは初めてです[後略]

都248人 事故後検査で10代死者判明も (ntv.co.jp)
最終更新日時:2021年09月28日 21:54(日本時間)
アクセス日時:2022年10月17日 07:47(日本時間)


恐らく死亡者全数のPCR検査は実施していないと思われる。地方自治体で判定の仕方に相当違いが有るはずだし、死んだ場所、持病の有無、遺体の状態により、検査出来ない可能性がある。何割実施しているかの問題になるだろう。だが、過剰死亡を全てコロナ死とすると、コロナの致死率が3,4倍になってしまう。これは問題ではないだろうか。


2-2 医療逼迫による過剰死亡(コロナ以外の疾患)

超過死亡とは、長期的に考えれば、将来死ぬ予定だった人間が前倒しで亡くなった、と考えられないだろうか(失礼な言い回しでゴメンナサイ)。だとすれば、一時的な原因(災害、疫病等)で死亡者が増えても、少し時間が経過すれば、減少に転じるはずである。

後遺症等でその後に亡くなる方がいたとしてもである。だが、今年の推移をみると、毎月増えている。というか、去年からずっと増加している。一時的な医療逼迫による過剰死亡は考えにくいのではないか。

2-3 ワ〇チン接種による過剰死亡

これは、すぐ陰謀論呼ばわりされて困るので、発言には気を使うが、厚生労働省の統計では、2022年10月現在、ワクチン接種後の死亡者数は、約1800件である(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカすべて含む)。

この中で因果関係が否定出来ないとして、国の救済制度の適用が認められたのは4人だけである。この判定の仕方も非常に疑問だが、ちょっと待ってほしい。


ワクチン接種後亡くなった方は恐らく100万人以上いるだろう(勿論、全てワクチンが原因の訳では無い)。その中で、極めて怪しいと考えられて、現場から報告が上がってきたのが、約1800件である。これが、殆ど因果関係不明とされているのはかなり疑問が残る。

だが、超過死亡が全てワ〇チン接種によるものだと仮定すれば、数十倍の報告が上がってきていない事になってしまう。これもおかしい。


3.まとめ

この超過死亡に関する問題は、アゴラ 言論プラットフォーム (agora-web.jp)に非常に詳しい記事が多数あり、参考になる。

筆者は統計の専門家でも何でもないので、一素人の暇つぶしと捉えてもらって構わないが、一番簡単なグラフを示せば、長々とピンと来ない説明をするよりも、御理解頂けるのではないかと考えた。

この謎を解き明かすには、専門家による詳細な検証を行なって頂くほかないだろう。相変わらずマスクも外せていない上、新しい問題が出てきては、更なる混乱が起こる事は目に見えている。それでなくとも、メディアによるコロナ報道は大衆を煙に巻く胡散臭い横文字ばかりである。

今までの常識では考えられない「何か」が起こっているのは間違いないが、メディアでの詳しい報道は無く、議論もされていない、今の日本は非常にヤバい。

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