一躍有名になった、ウクライナ大統領ウォルディミル・ゼレンスキー。
果たして彼は、凄腕のYoutuberなのか、そして裏でシナリオを描く奴らはいるのか。
1.最強Youtuber ゼレンスキー
始めに言っておくが、ゼレンスキーを悪く言うわけでも、Youtuberを貶めるつもりも毛頭ない。
ゼレンスキーの用いる手法が実にYoutuber的だと言いたいだけだ。彼の目的は何といっても、徹底的に国際社会に語りかけて、武器や金銭的支援、ロシアへの経済制裁を厳しくしてもらう事だ。
おまけにこの手法は現段階において極めて成功していると言わねばならない。
2.ゼレンスキーの演説
アメリカ連邦議会では、パールハーバー(真珠湾攻撃)を思い出して下さいなどど演説し、日本人に総スカン、とはいかないまでも、実に微妙な空気にしてくれたゼレンスキー。
3月23日の国会演説では、日本相手に何を言ってくれるのか非常に楽しみではあったが、原爆投下にも、北方領土問題にも、3.11(東日本大震災)にも触れず、チェルノブイリ原発の問題と現在のロシアの侵攻を淡々とアピールするにとどまった。
岸田首相初め、国会議員も大層な言葉で、歓迎と称賛を示していたが、どこかに漂うしらけムードは否めない。
韓国での演説では、議員が50人しか集まらなかった。この違いは?
原爆投下の話題はアメリカにケンカ売ることになるし、
北方領土問題に関しては、ウクライナはソ連の一部だったから敵国みたいなもん。
3.11(東日本大震災)に関しては話題にしてもよかった気がするよね。ロシアとの支援の差がネットで話題になってたけど。
3.11(東日本大震災)の支援に関しては、
ウクライナは毛布2000枚、放射線サーベイメーター(1,000個)、個人線量計(1,000個)、防護マスク・ヨウ素吸着缶(1,000セット)
ロシアは、160人の災害チーム派遣、義援金1億9000万、LNG(日本への追加供給_商業ベース)毛布(1万7,200枚)、水(3.6トン)、個人線量計(400個)、マスク(5,000個)
国力のさがあるから、比べちゃダメだよね。
※支援内容に関して参考にした資料
外務省ホームページ
東日本大震災に際しての諸外国等からの物資支援・寄附金一覧/外交青書2012 (mofa.go.jp)
最終更新日時:2012年2月6日
アクセス日時:2022年6月1日 22:40(日本時間)
3.ゼレンスキーの裏でシナリオを描く奴ら
完全に一人でやっているYoutuberは別だが、大概のYoutuberの番組には、シナリオを描くライターが存在する。
どの層をターゲットにするか、どこまで踏み込んで発言するか、もしくは言ってはいけない事等、考える人間がいないと、ただ面白い事を言うだけでは視聴者は増えない。
今回の、ロシアによるウクライナ進攻 に対応するゼレンスキーも同じで、凄腕のライターが存在する。スタッフか外注かは不明だが。
よく言われているのが、アメリカの軍産複合体を含むネオコン勢力である。ウクライナ紛争に肩入れし、武器も売れれば一石二鳥という事だ。
世界にロシア憎しの世論を植え付け、各地で紛争の火種を作り、更に武器を撃って大儲けだ。
だが、残念な事に大衆というのは飽きる。どれだけの悲惨な現実を見せ付けられた所で時間が経てば飽きるのである。数か月経過したこれからが彼らにとっても正念場だろう。
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