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【日本人はギャンブル大好き!!】ー実は破天荒な民族性

社会問題
Thorsten FrenzelによるPixabayからの画像

日本人は、礼儀正しく、時間を守り、忍耐強く、勤勉である。通常時はもちろんの事、災害時でも、暴動や略奪は起きず、冷静な民族である。と、されている。だがしかし、それは本当なのだろうか?

実は日本人は、意外にもギャンブル大好きな破天荒な民族性も持ち合わせていないだろうか。考えてみた。

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1.現代人が好きなギャンブル

ざっと思い浮かべても、現代では老若男女楽しめるギャンブルが多数存在する。

麻雀、パチンコ、パチスロ、オンラインカジノ、競馬、競輪、競艇、オートレース、TOTO、宝くじ(種類多数)。そしてこれらは、表向き合法なギャンブルである。

さらに、非合法なギャンブルを加えてみると、麻雀はレートが高い非合法な所はもちろん存在するし、裏パチ、裏パチスロ、裏カジノ(たまに逮捕されている)もある。

株式投資、FX、今流行りのNISA等は、長期的な投資を行う人はともかく、短期的なトレードに関しては、やはりギャンブルと言えるであろう。

ネットの発達によって、明らかに普通の一般人でも、手が出し易くなっているというのもある。

おまけに、近年話題のIR構想(IRIntegrated Resort、略称:IR)は賛否両論を巻き起こしている。

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2.昔からある、現代では非合法なギャンブル

丁半ばくち、チンチロリン、オイチョカブ、野球賭博、相撲賭博、高校野球賭博、花札賭博、トランプ賭博、etc・・・。

江戸時代から続く賭け事も多数存在し、これが博徒系の任侠団体の台頭を許し、現代でも続くノミ行為にも繋がる。

また、庶民の楽しみとして、仲間内で行われている賭事もあり、地方独自のローカルルールとして現在でも伝わるものもある。

Josef JuchemによるPixabayからの画像

3.ギャンブルのメリット

3-1. 経済的貢献

ギャンブル業界は多くの雇用を生み出し、地域経済にも貢献している(裏社会が多いが)。

カジノや競馬場、宝くじ販売などの施設は、直接的な雇用機会を提供するだけでなく、観光客を引き寄せる事でホテル、レストラン、商業施設等の関連産業、特に観光産業に波及効果をもたらす。

また、ギャンブルからの税収益は国や自治体にとって重要な税収源にもなっている。経済的な面だけで考えればメリットは確かに多い。

3-2. エンターテインメントの提供

ギャンブルは多くの人々にとって娯楽の一環であり、楽しみや刺激を提供している。

カジノや競馬場、ポーカー大会などは、社交的な場としても機能し、友人や家族との時間を楽しむ機会を創出している事も魅力である。

軽く遊びでやる分には、人生を豊かにするかもしれない。

3-3. スポーツやイベント、特定の社会プロジェクトへの支援

多くの国では、宝くじやギャンブル収益の一部が特定の社会プロジェクトや慈善活動に充てられており、例えば、教育、医療、スポーツ振興、文化保護などに資金が提供され、社会全体に利益をもたらす面もある。

3-4. スキルと戦略の訓練

特定のギャンブル(例えば麻雀やトランプ)は、運だけでなくスキルや戦略を必要とする為、プレイヤーは論理的思考や意思決定能力や勝負勘を鍛える事が出来る。

下手な勉強よりも、実学に 近いので、人生において有意義かもしれない。

3-5. 社会的交流

ギャンブル施設は、共通の興味を持つ人々が集まる社交の場を提供している面があり、これにより、新しい友人を作ったり、社会的ネットワークを広げる機会も作っている。

もちろん、出会う人が良識ある人間とは限らないが。

メリットは意外にたくさんあるが、ギャンブルが適切に規制され、リスクが管理されている場合に限られる。依存症対策や教育、サポート体制が整備されていることが、ギャンブルのポジティブな側面を享受するためには必要不可欠である。

4.ギャンブル 負の側面

4-1. 経済的損失

ギャンブルによって多額の金銭を失い、更に多額の借金を抱え、個人や家庭の財政が困難に陥る事は珍しくない。

果ては家庭崩壊、一家離散、破産、自殺といった運命を辿る人間もいる

Manuel AlvarezによるPixabayからの画像
4-2. ギャンブル依存症

ギャンブル依存症は深刻な問題であり、自己制御が困難になり、ギャンブルを止められなくなる状態になる。

依存症になると、家庭生活や仕事、人間関係に深刻な影響を与える。健康にも様々な悪影響を及ぼし、ストレスや不安、うつ病、睡眠障害などが引き起こされる事がある。

回復する為には、専門的な治療やカウンセリングが必要になる。

4-3. 犯罪行為の誘発

ギャンブルによる金銭的な困窮が原因で、窃盗や詐欺などの犯罪行為に手を染める人間も多く、違法なギャンブル活動や、暴力団や反社会的組織との関わりが生じるリスクも存在する。

また、最近は減少したようだが、主婦が赤ん坊を車内に放置して熱中症で死んだという事件が年に数回はニュースになっていた。

4-4. 若年層への影響

若年層がギャンブルに手を出すと、人生の初期段階で非常に危険な問題に直面するリスクがあり、学業の成績が低下し、将来のキャリアや生活に悪影響を及ぼす可能性がある。都会に出て来てギャンブルに嵌り・・・というパターンも多い。

また、若年層は依存症に陥りやすいため、予防教育や適切な支援が必要である。

これらの負の側面を軽減するためには、ギャンブルに対する適切な規制や教育、依存症の予防と治療のための支援体制が重要であり、個人がギャンブルのリスクを理解し、適度な楽しみ方を心がけることも大切である。

まとめ

ギャンブルは娯楽としては非常に面白く、節度を持って行えば、人生を豊かにする事ができるが、一歩間違うと破産や依存症などのリスクも伴う為、やっぱりお勧め出来ない。

多くの人間が、勝負師を気取り、蘊蓄を語り、勝った気になり、そういう人間を何人も見て来たから言える事である。筆者自身も、今まで一体いくら損をしたのだろうと考える事もある(笑)。

やはり、「ギャンブルは自己責任で」という事だろう。

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